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【ゾッとする話】見知らぬ霊に助けられた話

   

私、自分で言うのもなんですが、子供の頃から普通に霊を見ます。

どんな風に?って聞かれると表現に困るんですが

「シックスセンスの幽霊をもっとヒラヒラさせた感じ」です。

子供の頃は怖かったんですが、今では全く怖くありません。

これは、私が19才位の時に起きた(幽霊は怖くないけど)怖かったエピソード。

当時、私は一人暮らしを初めたばかりで一人暮らしの大変さを思い知りつつも、充実した生活を送っていました。

当時、仕事が忙しく、映画好きなのに映画に行けない私はレンタルビデオを毎晩借りてきて見終わる頃に調度眠くなって寝る生活を送っていました。

その日は、たまたま映画の最後らへんで寝てしまい映画が流れっぱなしになってて、ビデオテープが止まる音で目を覚ましました。

(最後まで回すと、かってに撒き戻しがかかる)

画面には右上に小さく「ビデオ」という文字。

電気は真っ暗にしていましたが、電源が切れていないため画面は黒いのですが明るかったのを覚えています。

画面を消そうかと思った矢先、画面に移る自分の口元がパクパクと動きます

(ああ、来てるのか)

直感で私はそう思いました。

尚も、画面の私の口はパクパクと何かを喋っているように動きます。

私は、ベッドの上に座り画面を見ながら

「話があるなら出ておいで。」

といいました。

すると、窓も開けていない部屋に風が吹きました。

私は、何をするでもなく待ちました。

霊は、その人によって色々な出かたをするのでどこに出るのかを視線で探しつつ、ベッドの上に胡座をかいて待ちました。

しばらく座っていると唐突に自分の口が開きます。

「あが…あぎっ…あぐぁ…ぐぐ」

私はとても息苦しい感覚にとらわれました。

涎がだらだら流れ出し、気付いた時には体の自由が利きません。

対話をする霊ではないと理解しましたが(人と話すかのように対話するタイプも居る)これでは苦しいばっかりで何もわかりません。

体の自由が利きませんから、私は心で念じました。

(苦しいよ何を言いたいのか解らないよ)

「ああぎゃあぐっ…ごう…えん…ず…な…ば…」

私の声はくぐもっていましたが、「公園砂場」と聞き取れました。

この辺で公園は一つしかありません。

ですが、人が死んだという話は聞きませんし私が通りかかったときも、無念さが漂う「気配」はありませんでした。

ふっ…と、体が楽になった私は何故か胸騒ぎがして着替えて公園に向かいました。

面倒ではありましたが、また来てもらっても眠れません。

私は公園の砂場にきたときに、もう一度誰も居ない、気配もしない空中に呼びかけました。




「ここ?」

その瞬間、地面が大きくゆれました

電柱は倒れ、少ないながらも公園の遊具も倒れました。

10~20分分くらいでしょうか、私は砂の上にうずくまり、揺れが収まった頃にはあたりは廃墟になっていました。

幸い砂場は何も倒れてこず、私は無傷でした。

あたりは人の悲鳴、火の手が上がりもくもくと上がる煙

一瞬夢かと思いました。

阪神大震災です。

当然私の住んでたボロアポートも崩れ、同じアパートに住んでいた人は
、生きていた人でも重傷、亡くなった方も居ます。

霊は私を助けてくれたのでしょうか。

今まで私は、霊の話をきいてやったりはしていましたが助けてもらった事はありません。

霊ではなく、震災にゾッとした霊体験でした。




 

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