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【ゾッとする話】ずっと根に持ってシャウトするおばあさん

   

数年ぶりに実家に帰って周囲の変化に寂しい思いを感じたが、一つだけ大きく変わっていた話を一つ

実家の近所に一人の婆さんが住んでいました、その婆さんはどの位前からだろうか?

日が落ちて周囲が薄暗くなる頃になると玄関を少しだけ開けて顔を出しとても大きな声で

「お前らの言うことは…!!…なんだ…の土地は…!」

「なんで…お前は…!ウチの者が…じゃ!!」
(…は何と叫んでるのか聞き取れず)

小一時間叫んでいました、周囲の住人や私の母は

「あの人は少し頭のネジが緩んでる」

と言っていましたが、事実、過去にあった問題が原因で少し精神に変調を来たしていました。

その問題とは隣家との土地の境界線問題で何でも隣家の塀か植木が敷地に入ったか入っていないという些細な問題だったのですが、その婆さん(当時は夫も居た)には非常に気に食わなかったらしく、相当な言い争いに発展したそうです。

その際に頭に血が上りすぎたのか倒れてしまい病院へ入院する事に。

入院している間に夫が譲歩する形で話にケリをつけたそうです、その後退院した婆さんですが精神を少し病んでしまい、問題が解決したにも関わらず隣家へ罵詈雑言の嵐!

夫がなだめすかして事なきを得たのですが、時々思い出したかのように隣家に文句を言いに行く妻(婆さん)の世話+仕事に疲れたのか、数年経って遂に夫が過労で倒れてしまいました。

そして数ヵ月後、妻の拙い看護のかいも無く他界。

婆さんは家に一人ぼっちになってしまいました。

因みに息子が居たらしいのですが幼い頃に事故で亡くなったらしいです。




夫という保護者が居なくなった婆さんは普段は普通に生活していたのですが、発作の様に隣家へ文句を言いに行くのをしょっちゅう繰り返したそうです。

これに隣家の住人も耐えかねて引っ越すのですが、婆さんの発作は納まりませんでした…

誰も居ない空き家に向かって一人叫ぶ老婆…

周囲の人間は最初は注意していたのですが、

やがて

「言っても無駄だ」

と一人・また一人と諦め、誰も注意しなくなりました。

そして十数年の月日が経ち、寄る年波のせいか叫ぶ回数も減り、また周囲の住人も慣れてしまい、誰も気にしなくなりました。

そしてこの話を書く数ヶ月前の夜、婆さんはまた叫んでいたそうです。

何時もと同じく玄関から顔だけ出して

「お前らの言うことは…この…!!…なんだ…の土地は…!」

近所に住む住人も

「また叫んでるな…」

程度に聞いていたのですが、叫びが始まって5分程でぱったりと声が途絶えてしまったそうです。

近所の人は不振に思い、様子を見に行くとそこには玄関から半身を乗り出し倒れている婆さんの姿が!

慌てた発見者は救急車を呼んだのですが時既に遅し、病院で亡くなったそうです。

死因は心臓発作だったそうでした。

それから数週間経った頃から近所で妙な声が聞こえると言う話が広まりました。

その話の真意を確かめる為、Aは夜になってからその婆さんが住んでいた家の周辺を散歩がてら調べたそうです。

その時は何も異常は無かったそうですが、時々完全に鍵がかかっている筈の婆さんの家の玄関が夜に開いているのが目撃されたそうです。

見つけた人が覗けば話が早いと思うのが普通だけど実際目の前にしたら絶対怖いと思うよね?

もしも好奇心半分で覗いて電気一つ点いていない玄関から死んだはずのあの婆さんが顔を出して叫んだら…

以上で話は終わりです。

あんまり怖くなくてスイマセン…





 

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