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【ジェッジェさんの怖い話】肝試しで見たゴミ袋と巨大な穴

      2016/07/08

<ジェッジェさん投稿ありがとうございます>

これは自分が高校生の頃の話なので、もう20年ぐらい前の話になります。

確か高校2年の夏休みの事。

若干ヤンチャだった自分は地元では有名なバカ高校へ進学…

酒やタバコは当たり前のようにやってました…

女遊びも高校生とは思えないような事もやってました…

はっきり言ってクズです…

そんなヤツしか周りに居なかったってのもあると思いますが…

さて、そんなバカ代表みたいなヤツらが夏休みにする事と言えば…

とりあえず海に行く!!

って事です。

ありったけのバイトした金を持って、泊まる場所も何も決めずに男3人で電車で海へ。

  • 俺(名前はリョウとしときます)
  • 悪友の関口(仮名)
  • コイツも悪友の勝田(仮名)の3人です。

朝早く電車に乗ったおかげで、午前中にはビーチに到着。

昼間から麦の炭酸飲料を呑みながら、ナンパをしまくったわけです。

そこで引っかかったのが、都内から海に遊びに来ていたミカ、ハルナ、アキの3人組。

ミカは俺が一番最初に声をかけただけあって、マジで可愛かった!!

さすがに都内から来てるだけあって、3人共ハイスペックなOLさん♪

OLさんが3人でビキニ!!

あっ、一応怖い話なのでイチ●ツはしまって下さいね

とりあえずミカと俺が連絡先(当時はポケベル)を交換して、夜またビーチで花火しよう♪って誘い、一旦別れました。

ポケベルに待ち合わせ時間を入れると『タノシミ♥』だって!!

今思い出しても可愛い…

夜まで時間が有り余ってる俺達は、コンビニで酒とつまみを買い、夜の為に花火を大量に購入…

当日泊まれる宿を探して、そこで夜がくるのを待ち、ようやく約束の時間が近付いてきて…

『ホントに来るかな~?』なんて話ながら夜のビーチへ行くと…

居ました!!!!

昼間と違って割り増しで可愛い!!

※前置きが長いですが、もう少しお付き合い下さい。

予定通り大量に買ってきた花火を終わらせる頃には…

俺の隣にはミカ…

関口の隣にはハルナ…

勝田の隣にはアキっていう、見事な連携にてカップルが成立していた。

やる事もないので、そのまま居酒屋へ…

居酒屋で1時間もしないうちにハルナが…

『ここに来る時に色々情報を調べたら結構有名な心霊スポットがあるみたいよ?行ってみない?』って…

(居酒屋の次は個々カップルに別れて…)なんて思っていましたが…

考えようによっては…

心霊スポット行く

ミカが怖がる

俺に抱きつく

優しくする

ミカが俺に惚れる

(*^o^)/\(^-^*)

『よしっ!!行こう!!』ってわけです。

細かい場所はわからないから、駅前に行き、タクシーの運ちゃんに聞いてみる。

俺『なんかこの辺りで有名な心霊スポットがあるって聞いたんですけど、どうせ出ないっすよね?笑』

運ちゃん『え~…わかんないな~…あっ、旧◯◯トンネルかな~?』

俺『えっ!?トンネルなんすか!?』

運ちゃん『う~ん…あんまり有名じゃないけど、旧◯◯トンネルじゃない?』

俺(トンネルかよ…廃病院とかじゃね~とミカとイチャイチャ出来n…)

ハルナ『じゃ~そこに行きたいんですけど~!!』

運ちゃん『じゃ~後ろのタクシーにも別れて乗ってね。』

男達『…』

って事でタクシー2台に別れて乗車。

ちなみに俺はミカと乗車♪

タクシーの運ちゃん『車はここまでしか行けないから、ここから15分ぐらい歩いていけばあるよ。あっ、帰りはどうするの?』

ミカ『2時間後ぐらいにまた来てもらえませんか?』

俺は心の中で(さすが俺の彼女になる女だ!!気が利くぜ!!)なんて思ってました。

夜道を6人で結局20分ぐらい歩いて、とうとう見えてきた。

大きさは大した事はないが、周囲の暗闇が明るくさえ感じる、より一層真っ黒な暗闇が口を開けているのが、不気味だった。

それにしてもさっきから臭い…

今まで嗅いだ事がない悪臭が鼻を突く…

さすがに居酒屋で相当呑んで、この悪臭は…

近付くにつれ、夏の熱気と悪臭でほぼ全員リバース…。

お茶とガムを買っていたアキGJ!!

今となってはあれが何の臭いかは想像できるが…

そしてトンネルまであと50mという所まできた時…

ガガッ……ガリッ…

全員その場で『!?』ってなった。




全員同時に動きが止まったので、みんなに聞こえたのがわかった。

音を発しているのは…

辺りを見回す…

間違いなくトンネルの中からだ…

何十年も使われてない真っ暗なトンネルの中から人工的な音がしている…

ギリ…ガリッ…ギシ……ギリ…ガガッ……

全員が自然と後退りした…

少し離れてから小声で…

勝田『ウソだろ…』

アキ『誰か居るって事?』

関口『そんな事あるかよ?』

アキ『だって今も音がしてる…』

ハルナ『トンネルの中でなんかが風で揺れてるとかじゃないの?』

勝田『いや…多分人が居ると思う…』

俺『なんでだよ?』

勝田『息づかいみたいなのが聞こえた…』

みんな『は!?マジかよ‼』

ミカは俺の手を握り涙目になりながら、俺達の会話を聞いていた。

ガガッ……ギリッ……シュッ…シュッ…ガリッ……

関口『そういえばタクシーは?』

俺『2時間後にもう一回来てって言っといた。』

関口『2時間かぁ…長いな…』

ミカ『ごめん…私が言ったの…』

関口『いやいや、しょうがないだろ?タクシー降りた時は行く気だったから…』

ハルナ『私見に行こうか?絶対ただの動物かなんかでしょ?』

俺『人間だったら絶対ヤバ…

ザザッ…

今まで何かを切っているような音から、砂の上を歩いているような音に変わった…

急いで全員が気の影や林の中に身を隠した。

ザッ…ズルッ……ザッ…ズルッ……ズズッ…ザッ…ズズズッ…ザッ…

(やはり人が居る!!)

全員が確信した。

とうとう「そいつ」は姿を現した…。

見た瞬間に「死神がこの世に存在するなら、間違いなく奴だ」と思った…

身長2mはあろうかという巨体で、真夏なのに真っ黒なカッパみたいなのを着て、手には黒いゴミ袋みたいなモノを持って、それを引きずっていた…

ズズッ…って音はそれを引きずっていた音だった。

一緒にいた女の子達はみんなパニック状態だったが、今奴に見付かったら間違いなく殺される…

本気でそう思った。

俺は奴から目が離せなかった…

奴はゴミ袋の中から何かを取り出した…

スコップだ…

スコップで穴を掘っている…

角度的には俺と関口には見えた…

袋の中に腕があった…

人間の見慣れた腕…

関口が声は出さずに

(人だ!!人を殺してる!!)

俺も声は出さずに

(見た!!ヤバイだろ!!でも今は動くな!!)

俺と関口の会話にならない会話を見て、恐怖のあまり今にも失神しそうなミカを抱きしめ『目を瞑ってろ!!大丈夫だから!!』と励ましたが…

本当は俺も失神しそうだった…

俺の心臓の鼓動が尋常じゃないスピードでバクバクしているのも聞こえていたと思う…

ミカは何も言わず優しく笑った…

奴は流れ作業のように淡々と穴を堀り、40分程で結構な大きさの穴を堀り終えると、黒いゴミ袋の口を頑丈に締め、ゴミ袋ごと穴へ入れた…

そしてまたスコップを手にし、トンネルの中へまた戻った…

とりあえず俺達の存在がバレていない事に安堵した…

俺達は無事タクシーの待ち合わせ場所まで行き、30分後何事も無かったかのようにタクシーが迎えに来た。

タクシーが来るまでの間、ミカと手を繋いで待った。

俺は真夏なのに寒さではない震えが止まらず、握った手からもそれがヒシヒシと伝わってきた…

タクシーのライトが見えた瞬間、みんな立ち上がり手を降っていたが、そのざわついた瞬間に俺は関口に…

俺『俺達が見たのは、みんなには秘密にしよう』

関口『俺もお前に言おうと思った』

なぜだかわからない口にしてはいけない気がした…

タクシーの運ちゃんは

『どうだった?幽霊出た?笑』

なんて聞いてきやがって、ぶちギレそうになったが『いやぁ~全然っすよ~♪笑』なんて会話をしていたら…

運ちゃん『あのトンネルからの夜景良かったでしょ?』

俺とミカ『!?』

運ちゃん『見えたでしょ?夜景』

俺『いや…ほぼ周りは森でしたけど…』

運ちゃん『えっ!?変だなぁ…?トンネルの中は広かった?』

俺『えっ?あぁ、中には入れなかったんですけど、車は通れない感じでしたね~…』

運ちゃん『それ違うよ!!今は車じゃ行けないけど、当時は車が通れるトンネルだったはずだよ?どこのトンネル行ったの?笑』

俺とミカ『えっ!?』

運ちゃん『俺もそんなトンネル知らないよ?笑』

その言葉を聞いた瞬間ミカが泣いた…

多分恐怖とか、緊張とか、怒りとか、生きている安心感とかが一気に出たんだと思う。

俺もあの時の感情は文章には表せない。

結局あの「ゴミ袋」の中身を確認する勇気は無かった…

今考えると、もしかしたら奴にはバレていたのかもしれないと思っている…

俺達が「ゴミ袋」の中身を確認しに近付いて来たら、殺そうと思っていたのかもしれない…

だって奴は「ゴミ袋」を入れるだけにしては大き過ぎる穴を掘ってたから…




 

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