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【お稲荷さんの怖い話】寝たきりの曾祖母の悲痛な叫び

   

<お稲荷さん投稿ありがとうございます>

初霊体験話。

私の小さい頃の部屋は二階にあり、窓が一つ、ドアはもちろん一つの普通よりはちょっと狭いかなってカンジの部屋でした。

当時は、親と一緒に寝るのを卒業したばかりだったので

「自分の部屋ができた」

という新鮮さ反面

「一人で寝るのが怖い」

という不安もありました。

なので、最初はオバケが出るのではないかとビクビクして眠れませんでした。

そんなある日。

自分の部屋に慣れてきたせいもあってか、早い時間にウトウトしかけていた時のこと。

下の階、私の部屋の真下のリビングがいきなり

ダンッ!!ダンッ!!ダンッ!!

と足音がしたのです。

とっさに時計を見ると12時を少しまわったぐらいでした。

何事か?

と思っていると、その足音はこの部屋に向かって来ているのです。

それも、尋常じゃないスピードで………。

だだだだだだだだだだだだだだだだだ

あっという間に私の部屋の前に来ました。

しかし、止まるのではなく、まだ微かに足踏みをしています。

私は勇気をふりしぼって

「………誰!?」

と聞いてみました。すると

「おら、おら………………開けて」

とドアの向こうから聞こえてきました。

この声には聞き覚えがありました。私の曾祖母です。




「なぁんだ、ばあちゃんか。は~~……」

溜息と同時に安心感でいっぱいになりました。

……………………あっ!!!!!

そう、そのことに気づいた時、背筋が凍りました。

気が高ぶっていたので、すぐに気づかなかったのです。

……………曾祖母は歩けない…………

なぜなら、私の曾祖母は足腰が悪く、寝たきりになっており、立ち上がれないのです。

(………じゃあ、ドアの前にいる人は誰?)

ドアの向こうから、また声が聞こえました。

「早く開けとくれ、死にそうなんじゃ。頼む、開けとくれ」

私はただジッとベッドで震えていました。

すると、ドアの向こうから

「開けて開けて開けて開けて開けて開けて開けて」

私は返答しませんでした。

「………………………………」

あれ?静かになったなと思った瞬間

「開けろ!!!開けろ!!!開けろ!!!開けろ!!!開けろ!!!開けろ!!!開けろ!!!」

そいつはドアをすごい力で叩きながら叫びました。

明らかに、曾祖母の声ではありませんでした。

私は布団の中に潜りこみ念仏を祈っていました。

気づいたら朝になっていました。

ダメ元で曾祖母に聞いてみると

「この状態で歩けるわけないやろ!?」

と言われました。

やっぱり………

あの出来事は初体験レベルではないと我ながら思っています。





 

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